2014年のゴルフシーズンが終わった。例年のことだが、トーナメント終盤にがぜん注目されたのは「賞金王」「賞金女王」争いだ。
今年の日本の女子プロゴルフ賞金王はアン・ソンジュ(韓国)で1億5307万円。
最終戦の日本シリーズで決めた男子プロゴルフ賞金王の小田孔明は1億3731万円だった。
今年は女子賞金王が男子賞金王を金額で上回った。過去の動向を調べてみたら2003、2004年に不動裕理が男子を超えて以来の男女逆転だった。
これまで、日本ツアーだけでの獲得賞金の最高額は尾崎将司が1994年に稼いだ2億1546万円で、1996年と2度大台に乗せている。
初めて1億円を突破したのは1985年の中嶋常幸で1億0160万円。女子では2000年に不動裕理が1億円を突破、最高は2009年横峯さくらの1億7501万円で2億円突破はいない。
莫大な賞金はプロゴルファーを目指す人や家族の「夢」や「目標」だろう。だからこそ、王座争いの注目度は高い。
2014年に初めて男子賞金王になった小田孔明は、「賞金王にずっとなりたかった」と話した。では、日本のプロゴルファーは1年間にどれぐらい賞金を稼ぐのだろうか。
■ 億を稼いだ男子プロは3人
2014年に男子で1億円以上を稼いだ選手は3人だった。対して女子は4人。ここでも逆転されている。ただ、女子は4人とも外国人選手(韓国3、台湾1)。
円安なのはかわいそうだが、かなりの「円流失」でもある。
トップクラス以外の選手ではどうか。日本プロゴルフ協会の会員となっているプロゴルファーは5000人以上いる。
プロゴルファーといっても稼ぎはさまざまだ。賞金ランクを詳しく見てみよう。
まずは男子だ。2014年シーズンに5000万円以上の賞金を稼いだ選手は19人。賞金ランク19位が石川遼(5285万円)だ。
3000万円という区切りで見るとどうだろう? 答えは37人。その中の16人が外国人選手なので、3000万円以上稼いだ日本人の男子プロゴルファーは21人ということになる。
ちなみに、国税庁の「平成24年所得階級別納税者」を見ると年収3000万円以上5000万円未満の納税者は約7万3000人、5000万円以上が約4万7000人という。
一般的なビジネスパーソンの年収と変わらない賞金額のプロゴルファーも多い。ちなみに賞金ランク83位1020万円までが1000万円超、
101位510万円、114位314万円、125位200万円だ。トップクラスになれば富裕層だが、下位との「格差」は大きい。
今から60年あまり前の昭和20年代後半、男子の大会で「100万円ぶん取り合戦」と呼ばれたトーナメントがあった。
優勝賞金は30万円。当時と今では物価がまるで違うが、この優勝賞金で家が買えたという。これは賞金としては夢がありそうだ。
出場選手は「1メートルのパットにしびれた」と伝えられている。さて、今の日本男子ツアーは賞金という面で「夢」を売れていると、選手やファン、一般の人に感じられているだろうか。
続いて女子。2014年は5000万円以上が賞金ランク17位まで、3000万円だと32位までになる。ただし、こちらも11人が外国人選手で日本選手は男子と同じく21人。
日本女子プロゴルフ協会の会員数は900人ほどなので、男子よりは3000万円超えの割合は多い。
■ 工場でバイトしながら戦ったニューヒロイン
また、男子に比べて「ニューヒロイン」の誕生率は高い。今年も伊藤園レディスで優勝して話題になった前田陽子は2965万円を稼いでランク33位となり、
昨年のランク123位、78万8000円からジャンプアップした。前田陽子は、ゴルフをするために、時給800円前後のダンボール工場におけるアルバイトで練習代や遠征費を稼いできた。
「シンデレラストーリー」に違いないし、ゴルフ界に「夢」は確かに存在すると言えるだろう。
サラリーマンの世界で、年収が1年で40倍近く跳ね上がることはたぶんありえない。前田陽子は「一攫千金」のうち「百金」ぐらいはつかんだかもしれない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141214-00055728-toyo-soci
>>1
野球とゴルフはカネの話題しかしないな
スポーツ選手を集めたトーク番組でもカネや不動産の話ばかりしている
そりゃさっかーって貧乏人ばっかなんだもんしょうがないよ
他にはアマチュアの五輪選手しか出てないのにやれアメリカに豪邸買っただの何十億のゴルフ場設計しただの、そんな話ばかりしてるのがゴルファーと野球選手
シード権が確定した選手は慣例的に出てなかったような気がする。
今の最終戦は賞金ランキング上位の選手しか出られないから
ゴルフ界も貧富の差が拡大していると言えるな。
勝負の世界に身を置いてる連中なんて一山当てるのを夢見るギャンブラーみたいなもんだし
中央値ってどんなもんなんだろう。
850万
そら差があって当然だわ
ゴルフにはレッスンプロというものがいてだな…
それでもプロテスト受けてライセンス貰えないとなれないんだろ?
プロゴルファーが練習場やコースで教えるのとレッスンのプロ資格を取って教えるのは違います
サラリーマンといったほうが一般社員に近い響きになる
実際英語にはサラリーマンなんて言葉もないし、
日本では社長もサラリーマンだったりするけどさ
藤本や松山を倒した日本アマチャンプ2人が賞金0(予選通って無い)だからな
過去1勝した奴もいつの間にか消えてるし
プロになれる素材なら他のスポーツの方が良かったかもな
ゴルフは趣味が一番だ
女子にはゴルフほど夢のあるスポーツないよな
上田桃子の発言もまぁ一理あるわ
でもゴルフ同士でも男子と女子じゃスポンサー料とか段違いだよ
市場規模が違うからしかたないけど
怪我してもしばらく面倒見てもらえるわけではないんだろうから、
結構きついな。
よくテレビでは、賞金何万ドルとかしょっちゅう言ってるけどそんなのもらえるのは1試合で数人だけ。
大会に参加する為にプロになろうとしても、よっぽど才能が無い限りなっても予選落ちとかだからな。
プロゴルファーの総数から、賞金ランカーの割合を考えれば分かるけど他のスポーツから比べれば成功者になれるのは格段に低い。
今ほんと閑古鳥だからな
ゴルフ場の経営自体もそうだけどプロ連中も厳しいだろうな
バブルの頃とかツアーで賞金稼げなくても生活余裕そうだし
引用元:【ゴルフ】貧富の差は歴然!プロゴルファー5000人以上の年収事情。一般的なビジネスパーソンの年収と変わらない選手も多い